魔法文化の名残り?アロマトリートメント前の大切な儀式
Trick or Treat!!
今日はハロウィンですね。
ハロウィンは古代ケルト民族の宗教行事に起源があると言われています。
そのケルト民族というのは、森と生き、精霊や妖精などを信じていたそうです。
一説によると、その名残りと言いますか、影響を受けてハリーポッターよろしく、今のイギリスの魔法文化があるそうですよ。
そして私が所属している
IFA(International Federation of Aromatherapists : 国際アロマセラピスト連盟)
もイギリス発祥。
同じイギリス出身…その歴史に通ずるもの
IFAのアロマトリートメントは、オイルを使った手技の前にまず教わることがあります。
それは拝毒…はいどくという行為。
お相手の頭頂部に片手を置き、もう片方の手で首〜腰までそっとタッチ。
一呼吸おいてから、今度は親指で後頭部を数回なぞり、最後はそのラインを手ですくってポイっとします。
文面だけでは伝わり辛いですが、これが「拝毒」です。
お相手が抱えてる毒、つまり悪いものをすくって捨てる、ということです。
これは、一応ステップとしては「拝毒」と名前がついていますが、今からあなたのお身体に触れさせていただきますね、というご挨拶でもあります。
ですが、これをスクールで習ったとき。
他の生徒さんたちも同じくキョトン顔をしていたところ、先生が「ほら、イギリスってハリーポッターの国でしょ、うふふ♪」と
お茶目に仰っていたのがとても可愛らしくて!
そういう気持ちも、その行為も大事にしたいなぁと思いました。
よって私の中では「ご挨拶」よりも「拝毒」のイメージに寄せて、やらせていただいております。
大事なのは心
じゃあそれをやったからって、体内の毒が抜けるのか?と言われればもちろん、そんなことはないんですけど。
どういう気持ちでお相手に触れるのか、それが大切。
その意識作りのためでもあります。
魔法文化が残る国、イギリス生まれの伝統的なアロマトリートメント。
ぜひサロンにてご体感くださいませ。
maco