世界最古の香水〜オーアドミラブル!
世界最古の香水とは
先日、ベルガモットの記事を書きましたが…
ベルガモットといえば、な有名なお話があります。
「ケルンの水」
アロマを勉強された方や調香に携わる方ならご存知かと思いますが、「世界最古の香水」とも言われています。
オーデコロンの元祖
およそ17世紀末頃。
ドイツのケルンにて売り出されたそれは、高濃度のアルコールにハーブ類をつけ込んだもので、その主原料となったのがベルガモットなのです。
イタリア語でオーアドミラブル(素晴らしい水)と呼ばれ、
それがフランス兵によってフランスに持ち込まれ、
フランス語でオーデコロン(Eau…水 de…の Cologne…ケルン)
と呼ばれ、現在の“オーデコロン“という名称につながってくるわけですね。
匂いに敏感で綺麗好きだったと言われるナポレオンも、大層気に入った香りだったとか。
今でも存在する!ケルンの水
そして、なんと今でもドイツでは当時のレシピのままに製造されていています!
インターネットで検索していただくと出てくると思いますが、4711の名で有名みたいですね。
公式HPから抜粋しますと(▶︎ 4711HP)
爽やかな印象を与えるシトラスをトップに、甘いラベンダーとクリアなローズマリーのフローラル、強いオレンジの香りを放つネローリへと豊かに変化する3つのノート。
…うーん、文面だけで爽やかな気持ちになる。
実はこの「ケルンの水」、あちらこちらに再現レシピがございます。
参照元で使用精油や割合などが微妙に違えど、大体どれもベルガモットを中心に他柑橘類、ラベンダー、ローズマリー、ネロリを少々…
といった感じです。
「ケルンの水」再現レシピ〜coromanimani ver.
というわけで、作ってみました。
今回はアロマテラピー検定の公式テキストで紹介されていたレシピを元に、少し変更。
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無水エタノール…10ml
精製水…20ml
ベルガモット:10滴
オレンジ:4滴
レモン:3滴
グレープフルーツ:2滴
ネロリ:2滴
真正ラベンダー:2滴
ローズマリー:2滴
無水エタノールに精油を入れよく混ぜたのち、精製水を加え、さらに混ぜ合わせて完成。
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※このレシピでは出来上がりは約4%濃度となること&光毒性を考慮して、顔や日光に当たる部位には直接振りかけないよう注意が必要です。
※光毒性…柑橘系の精油を皮膚に塗布後日光に当たると、紫外線に反応して
色素沈着や炎症などトラブルを引き起こす原因になります。
本物の4711を嗅いだことがないので、残念ながら本家との差異はよくわかりませんが、うん、とーってもいい香りです。
爽やかで春夏を連想するような香り。
ちょっとシーズン的には違うかもしれませんが、確かに男性にも好まれそうな香りですね。
coromanimaniではルームスプレー、サシェ…
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maco