季節の変わり目…自律神経の乱れにおすすめアロマ。
季節の変わり目と自律神経の関係
この時期は朝晩や日々の気温変動が大きく、体がバテていませんか?
寒い⇄暑いの気温変化があってもそれにひっぱられることなく、おおむね一定の体温を維持していられるのは
「生体恒常性せいたいこうじょうせい…ホメオスターシス」
という、元々体に備わっている機能によるものです。
震えて体温を上げたり、発汗して体温を下げたり。
外界の状況によらず、常に一定の生命活動を続けるためのシステム。
この時に体温調整を担っているのが「自律神経」です。
自律神経といえば、交感神経(興奮状態)と副交感神経(リラックス状態)のスイッチングが有名だと思いますが、体温調整や血圧コントロール、心臓を動かすことも。
主に、自分の意思でどうこう出来ないようなことを担っています。
自律神経の役割と疲労感
さて、ここで気温差の大きい環境が続くとなるとどうなるでしょう。
体温調整のため、それだけ自律神経が働かなければいけなくなりますね。
そこで大きなエネルギーを消費するために、それが気温差による「疲労感」となって表出てくるということです。
さらに…昨日は暑くて今日は寒い、外は寒いのに中は暑い、など気温差が短いスパンでやってくるとなると…
頑張って体温下げたと思ったら、また急に上げなくちゃいけなくなって。
かと思えば,また下げるの?
いや待て、次は上げるの?違う、下げるのか?どっちー??
…てんてこまいになった自律神経、これが続くといわゆる“自律神経が乱れる“状態になります。
ご想像通り、乱れた自律神経は交感神経と副交感神経のスイッチングが下手になり常に交感神経優位になりがち。
(副交感神経が優位になりがちなパターンもあるようですが,ストレス社会の現代。基本的には交感神経優位状態で夕方や夜などほっとするときに副交感神経優位になる…はずが、なれなくてそのままずーっと交感神経優位が続く…という場合の方が多いようです。)
ほっと出来ないまま眠っても,疲れは取れません。そして朝…
ますます疲労は蓄積するばかり。
乱れがちな自律神経を整えるアロマ
そんな悪循環を断ち切るためにおすすめの精油は
スイートマジョラム、プチグレン、マンダリン
です。
自律神経調整作用や交感神経を鎮める作用があり、優しく爽やかな甘さに癒されます。
どれも手に入りやすく、好まれやすい香りなのでトライしやすいですよ。
ティッシュに滴らしておやすみ時の芳香浴にしたり、フットバスに使うのもおすすめです。
末端を温めて血液循環を良くすることは、自律神経を整えるためにも良い行動とされています。
アロマトリートメントも上手に活用
ホームケアでは足りない、疲れ切ってしまったあなたにはやっぱりサロンでのアロマトリートメントがおすすめです。
ゆったりたゆたう波のようにあたたかなトリートメント。
嗅覚だけでなく触覚からもアプローチすることで、効率よく自律神経の乱れを整えることができますよ。
まだまだ冬本番はこれから。心身の調子を整えて来る冬に備えましょうね。
maco