初めて精油を買うときの注意点
初めて精油を買うとき
前回▶︎初めて買う精油、おすすめ4選
初めてアロマのある生活を始める…という方へのおすすめ精油をご紹介させていただきました。
さて、これから精油を買うぞ!となった時に気をつけることがあります。
それは…似て非なるこの2つの存在。
エッセンシャルオイルとアロマオイル、
この違いをご存知ですか??
エッセンシャルオイルとアロマオイルの違い
エッセンシャルオイル
いわゆる「精油」のこと。
原料が100%天然植物から作られたもの。
アロマオイル
合成香料が混ざっている、もしくは合成香料100%のもの。
精油ではありません。
フレグランスオイルと呼ぶ場合もあります。
紛らわしいですね。
アロマテラピー、アロマトリートメント…
アロマ○○という言葉が流行っているいま、「アロマオイル」のほうが「エッセンシャルオイル」より耳馴染みがよくって、パッと聞いた感じ精油を連想しませんか?
先日も、お客様から
「〇〇に売っている、アレ。本物かしら?」
と尋ねられました。
※ここでいう本物、とは精油かどうか?という意味合いです。
確かめに実際そのお店に行って見てみたところ、それはリードディフューザーやオーガニックコスメ、無添加洗剤などのコーナーに一緒に陳列されていて、一瞬「精油かな?」と思い手にとりましたが…
よくよく見ると、商品タグには「アロマオイル」と書かれてありました。
ボトルもパッケージも、最近のはすっごく精油っぽいんですね。
飾り気のないシンプルなデザインで、「ゼラニウム」とか「ティートリー」とか「ラベンダー」って書いてありました。
私の記憶では、こういうフレグランス系の商品って「リラックス」とか「ナイトタイム」とか「ラブミー」とか…
目的やイメージ、概念ネームが付けられていてデザインも色々と装飾があって、どちらかといえば香水瓶のような… 古いかしら??
トリートメントや手作りコスメなど肌に触れる場合や、芳香浴でも薬理効果まで求める場合などは「エッセンシャルオイル」を、
単純に“香りを楽しむ”だけが目的であれば「アロマオイル」を。
のように、目的、用途に応じて使い分けるのが良いですね。
当然ですが「アロマオイル」の方が安価ですし。
エッセンシャルオイルとアロマオイル。見分け方は?
さて、そんな紛らわしい「アロマオイル」の存在。
「精油」との見分け方は?
もちろん、よーくよくパッケージを見れば分かるかと思いますが、「精油」にはルールがありまして。
「精油」であれば、必ず原産国、学名、抽出部位が記載されているはずなんです。
学名とは、例えば
真正ラベンダー → Lavandula angustifolia
ティートリー → Melaleuca alternifolia
のように、世界共通でつけられた動植物の名称のことです。
人間なら“Homosapiensホモサピエンス“ですね。
悪意はないと思いたいですが、ティートリーのアロマオイルに“TeaTree“ってそれっぽく書いてあったりすることもありますから、注意です。
あとは、種類によって価格が異なること。
全ての商品が一律同じ価格…であれば、それはほぼ精油ではないです。
1滴の精油を採るために必要な植物の量はそれぞれ違いますし、その植物自身の希少性だって異なりますから。
優劣をつける話ではありませんが、きちんと用途を見極めて、ものを確認して買うことが大切です。
精油を買うつもりで行って、違うものを買ってしまったら…
悲しいですよね。
いま持っているコレって、どっちかな?
あのお店のアレって、どうなのかしら?…etc
気になることがございましたら、お気軽にご相談くださいね。
どうぞ、楽しいアロマライフをスタートさせてください♪
maco