実は注意が必要な精油

先日、イメージに反して使いやすい精油として

ジンジャー精油をご紹介させていただきました。

▶︎https://coromanimani.com/archives/748

同じように、「イメージに反して使いにくい精油」というものも存在します。

 

使いにくい精油=香りがきつい精油?

さて、この「実は注意が必要な精油」。

細かくいうとゴロゴロ存在します。

 

皮膚刺激がある(濃度や頻度に注意)、神経毒性がある(高齢者の方やてんかんをお持ちの方は使用不可)、堕胎作用がある(妊婦さん使用不可)…etc

 

そうした「ちょっと注意が必要」「使っちゃいけない人がいる」精油ってどんな精油だと思いますか??

 

明らかに香りがツーンとしたもの、

毒々しい香りのもの…

………

……

とは限らないんですね、これが。

 

パルマローザに注意

「実は注意が必要な精油」はさまざま存在しますが、今日はその中でも意外性の強い「パルマローザ」についてご紹介しますね。

 

パルマローザは…

ローザという名がある通り、ローズ調の香りとも言われています。

(どちらかと言うとゼラニウムに近いかもしれません)

※実際はイネ科の全草から採れる精油でして、花ではないんですね。

ほんのり柔らかな花の香り。

作用としても、抗菌、抗ウイルス、抗真菌として有用性が期待できるほか、収斂作用(お肌を引き締める作用)も期待できるとされていますから

女性が日常のスキンケアとして取り入れたくなるような精油です。

 

そんな何のトゲも毒もなさそうなパルマローザですが…

 

実はそのフローラル調の香りたらしめる成分である「ゲラニオール」、

これに子宮収縮作用があるため妊婦さん使用不可なんです。

※言い換えるならば、出産時に使用することでお産を助けてもくれます。

 

イメージに惑わされず、正しい知識を

今回はパルマローザを取り上げましたが、同じように優しい香りでも、よく聞く馴染みある精油でも、植物であっても

禁忌、注意事項を持つ精油は多く存在します。

 

必要以上に怖がることもないと思いますが

精油とはそう言うものであると知っておくことがアロマを長く楽しむコツでしょう。

精油に関して分からないことや不安なことがございましたら、サロンにてお気軽にご質問くださいませ♪

maco