聞こえること、見えることだけを信じない
大河を観ていると思うのですが…
いま残されている史実というものが全てその通り、額面通りの真実ではなかったのかもしれないなぁということです。
(専門の方達が研究してらっしゃる結果に意義を唱える意図はありませんよ)
今回の「どうする家康」ですと瀬名姫。
一般的に悪女として有名ですが、ドラマ内では真反対の人物像として魅せられています。
それでも、結果的には家康に処刑されるという展開になるわけですが。
この、「こう言った」「こうなった」という結果は残るものの
そこに至るまでの当人のこころの内までは正確には誰にもわからないのでは…
結果として残されたものからおよそ推測されるもの…
事実として見えるもの、聞こえるものだけが全て真実なのではないのかもしれない…
そんな考え方は人の身体とこころに向き合うセラピストとして、大事なことでもあるよなぁと思います。
お客様のことを疑うわけではありませんが、口から出る言葉や仕草、顔色…etc
全てを額面通りに受け取らず、その奥に誰にも見せないその人だけの真実があるかもしれない…と思って接することは
”知った気にならない“(これは常に肝に銘じていること)でいるために
必要なことだと感じました。
maco