駆風作用のある精油。そもそも駆風とは…

さつまいもを食べると起こる現象

秋といえば、さつまいも。

さつまいもといえば、気になるあれ。

 

そう、おならです。

 

昔からいいますよね、さつまいもを食べるとおならがでると。

 

ギャグ漫画のような話ですが、ちゃんと根拠のある話。

さつまいものデンプンは消化されにくく、かつ食物繊維も多い食べ物ですので、米や小麦など他のデンプン質に比べて分解・吸収に時間がかかります。

 

時間がかかるということは…

それだけ蠕動運動(消化管の伸び縮みする動きのこと)の時間が長くなります。この蠕動運動が活発になるほど、腸内ガスは多く発生。

よって、さつまいもを食べたときというのは、おならが出やすくなるのだとか。

 

お腹の張り感におすすめ精油

さて、この腸内ガス。

発生して放出される分には問題ないのですが(時と場合により問題となりますが)、上手く出せなければ溜まってしまって、お腹のはりの元になります。

お腹のはり感はとっても不快ですし、長く続けば食欲減退にもつながります。

 

解決したいですよね。そんなときにおすすめなのが

フェンネル、アニス、クローブ、ジンジャー

ブラックペッパー、セロリ、ブラックペッパー

 

キッチンスパイスとしてもよく利用されているものが多いですね。

 

駆風作用といって、腸内に溜まったガスを排出させる作用があります。

キャリアオイルに希釈して、お腹を時計回りにくるくる撫でると良いです。上記の精油はいずれも皮膚を荒らす恐れがあるので濃度は薄めに。

キャリアオイル10mlに対して精油1〜2滴くらい。

キャリアオイルがない場合は、芳香浴とかでも良いです。

 

妊婦さん、授乳婦さん、お子さんには別の精油をおすすめ

更に気をつけていただきたいのが、上記の精油のほとんどにはホルモンバランスに影響を与える成分や神経毒性のある成分も含まれています。

よって、妊婦さんや授乳中の方、小さなお子さんでしたら

カモマイル・ローマン、タイム・チモール

がお勧めです。

他にも駆風作用としてちょっと劣るかもしれませんが

オレンジスイートグレープフルーツレモンなどの柑橘系精油にも

消化を促進してくれる作用がありますよ。

 

 

いかがでしたか?

こうしてみるとおなら対策に効果的な精油、たくさんありますね。

何かお好みの香りが見つかれば幸いです。

 

maco

アロマ駆風作用とは