王女に愛された香り〜ネロリ
イタリア公妃に愛された香り
ビターオレンジの花から採れる精油で
イタリアのネロラ公妃(アンナ・マリー・デ・ネロリ)に愛されたことから
その名前がついた、
ネロリ。
アロマに携わっている方々の間では有名かもしれませんが、
そうでない方にとっては、ローズやジャスミンほど聞き馴染みのない名前かもしれませんね。
柑橘出身であることを忘れない青さがあって
だけどお花としての華やかさも併せ持つ、独特な優しい甘い香り。
フローラル系の香りの中では、とりわけ好きな香りです。
優しく前を向かせてくれるネロリ
どうにも心が疲れたときや、気分が落ち込んでどうしようもないとき。
元気になりたいけど…
ローズやジャスミンだと、励まされすぎちゃう、そんな時にネロリです。
優雅で甘い香りは、疲れた心身を一旦大きく包み込み、
でも深い鎮静、というよりは心を軽やかにして前を向かせてくれる…
そんなイメージです。
実際、落ち込んだ気持ちを高揚させ、気分を明るくしてくれる「抗鬱作用」や、崩れている神経バランスを回復させる作用があるんですよ。
ミカンの花もいい香りします
一応、精油として一般的なのはビターオレンジの花ですが、柑橘系のお花であれば、大抵同じように良い香りがします。
このくらいの時期にミカンの木を見つけておいて花が咲く春、匂いをチェックしに行くのが密かな楽しみです。
ネロリの香り、まだかいだことのない方は是非。
もちろん、サロンでも香りお試しいただけますので、お気軽にお申しつけくださいね。
maco