鼻がよくなくてもアロマは楽しめます
難しい、精油のかぎわけ
アロマテラピー検定、いよいよ今週末ですね。
受けたことや勉強したことがある方ならお分かり頂けると思いますが、やっぱり一番億劫なのは「香りテスト」じゃないでしょうか?
出題数は少ないとはいえ、座学のようにこうすればこう、といった風に理解、暗記できるものじゃないですから…
香りを嗅いで、鼻を仕上げていくしかありませんものね。
でも大丈夫。
私、今でこそ英国IFA認定アロマセラピストを名乗っておりますが,自慢ではありませんが、昔はそれほど嗅覚が鋭くありませんでした。
嗅覚がいまいちだったアロマセラピスト
鈍い…とまではいきませんが、まぁ人並みでした。
それだからか?何を食べても「美味しい」という子でした。
子供の頃はそれでも良かったのですが、大人になってからもそんなだったので
グルメな人からは外食に連れて行きがいのない奴なんて言われたこともあります。
ですのでアロマを学び始める時も、ちゃんと精油を嗅ぎ分けることが出来るようになるのか?
若干の不安がありました。
鼻がきかないアロマセラピストって、太ったダイエットコーチくらい信頼感薄くない?…と。
後からの訓練でも大丈夫
ですが、アロマスクールの先生がこう言っていたのを聞いて安心したものです。
「徐々に嗅ぎ分けられるようになるから、大丈夫よ。
ソムリエだって早くても成人後からスタートするわけでしょう。」
確かに!
ワインを扱うソムリエの修行は、法律上20歳以上からしか出来ませんものね。
嗅覚にしても味覚にしても、ある程度は先天的な才能というか、センスみたいなものもあると思いますが、後からの訓練でちゃんとまかなえるということです。
事実、私はアロマの勉強を始めてから鼻が敏感になりました。
精油はもちろん、外を歩いていて感じる自然の匂いも、人工的な匂いも。
その匂いの正体が何か?まではわかるときとわからない時とありますけど。
あまりに敏感すぎるのも不便ありますが、世界が広がった感じで、知らなかった頃よりも楽しいです。
アロマで遊んでいるうちに自然と鍛えられます
鼻がよくない私なんかがアロマやったって…
なんて理由で敬遠しているとしたら、すっごくもったいない!
あれこれ香りを楽しんでいるうちに、自然と鼻が慣れてきますよ。
私自身、アロマの勉強中は特に香りを覚えるぞ!と意気込んでやっていたわけではなく、芳香浴やトリートメントオイル、クリームなど自分用に作ったりして、あれこれ精油に触れているうちに自然と覚えていった…という感じです。
サロンにいらっしゃるお客様で「アロマなんて初めて!」と仰っていた方でも、継続したトリートメントを受けているうちに、自然と鼻が鍛えられるのか「この○○の香り、好きなの」なんて。
いつの間にか好みの香りが出来て、しっかり嗅ぎ分けていらっしゃいます。
coromanimaniは完全予約制のプライベートサロン。
お一人おひとりのお時間をゆったりと取らせていただいております。
コンサルテーション時に色々な精油の香りサンプルお出しできますので、他の方に気兼ねすることなく、ごゆるりと香りをお楽しみください。
maco