五感の中で一番記憶と密接に関わる嗅覚。暗記法に使える?
五感の中で嗅覚だけがもつ特徴
旅先の写真をみて、旅行中のことを思い出したり
昔、好きだった人がよく聞いていた曲を聞くとその人を思い出したり
「お袋のあじ」なんて言葉もありますよね。
景色や音楽、味付けなどで呼び起こされる思い出がありますが、五感の中でも「記憶」と最も密接に関わっているのは「嗅覚」と言われています。
脳の中で匂いを処理する場所と、記憶や感情を処理する場所が密接に関わり合っているためです。
ですから、最近はホテルやオフィスなどの空間を香りでブランディングする、香りマーケティング、なる市場もありますね。
香りでその企業イメージを作ったり、その商品を連想させたり…
暗記法にも使える?
「そんなに記憶と強く結びついているのなら、勉強にも役立てるのではー?!」
IFAの資格勉強中、ふとそんなことを思い立ち実践してみましたが…
いまいちでした。
暗記モノの勉強をするとき、ローズマリーの香りをそばに置くようにしてみたのですが…
ローズマリーを嗅いだからといって、スラスラ思い出せる…なんてことはありません。
「必死で勉強している自分」とその時の「熱い思い」みたいなのは連想されるけど…
匂いで呼び起こされる記憶っていうのは文字や言葉というより、そうした概念的なものがメインなのでしょうね。
ちなみに、あれこれある暗記方法の中でも私が一番効果あったなぁ〜と実感しているのは
歩きながら…かな?
当時は本当に時間がない中での勉強だったので、二宮金次郎状態でやり抜きました。
周囲の安全を確保してた上で、お試しください。
maco