アンチエイジングにおすすめ、アボカド油

森のバター、アボカド

「森のバター」とも言われるアボカド。

その名の通り、果物でありながらとってもオイリーな食べ物ですよね。

食物繊維にカリウム、水溶性&脂溶性ビタミンの両方、さらに血液中の悪玉コレステロールを減らす作用がある不飽和脂肪酸の一種「オレイン酸」も豊富に含まれています。

その栄養素の高さから「スーパーフード」としても名高いです。

(参照▶︎アボカドの栄養素)

 

そして、アボカドの、まさに私たちが食べているあの部分がキャリアオイルになります。

他のキャリアオイルに比べると癖がありますし、あまり一般的に見かけないかもしれませんが、生活の木など専門店に行くと置いてあります。

アボカド

若返りのオイル?!

前出の通り、栄養豊富なアボカド。

キャリアオイルになっても同じように栄養価が高く、成分としては

オレイン酸70%、リノール酸10%、パルミトオレイン酸5〜10%です。

アボカド油の特徴として、ミリスチン酸を含んでおり、この成分が抗炎症作用として働くため、ニキビなどのお肌の炎症、さらには筋肉痛など筋肉の炎症などにも良いとされています。

他にもビタミンA、E、B群レシチンなど豊富に含まれる栄養成分が由来して、「若返りのオイル」とも呼ばれます。他のキャリアオイルと比較して保湿力、肌の柔軟化に優れている点からも、そのような名前がついたのでしょう。

 

乾燥肌はもちろん、加齢によって角化した肘、膝や踵を滑らかに整えるのにもおすすめです。

 

使い方に注意

そんな優秀なアボカド油ですが、香りとテクスチャの癖っぽいのが難点。

どろっと重く、未精製のものであれば香りも独特で、色味はあの果肉のように薄緑色をしています。

精油の香りの邪魔になると思うなら、精製済みのものを使うのも手です。ただし、精製されている分未精製のものに比べて栄養価は下がります。

(精製されたものはキャリアオイルとして認めないという過激な方もいらっしゃいますが、アボカド油の香りは敏感な方には腐敗臭に感じるそうなので(!)そこは無理して使わなくてもいいのでは…と個人的には思います。)

他のベーシックなキャリアオイルに10〜25%程度混ぜて使うのがおすすめ。

 

おすすめ、アンチエイジングブレンド

アボカド油の良いところを遺憾なく発揮するレシピです。

用意するもの

アボカド油 10ml

ヘーゼルナッツ油 10ml

精油 サンダルウッド 1滴

ゼラニウム 1滴

ローズウッド 2滴

作り方

①キャリアオイル2種類をひとつのビーカーに混ぜ合わせる

②①へ精油を全て入れ、よくかき混ぜて完成。

 

濃度1%なので、フェイシャルにもお使いいただけます。

化粧水でお肌を整えたら優しく塗布。少し馴染ませたのち、軽くティッシュオフすると良いでしょう。

もちろん、かさつきが気になるボディにも◎。

 

※ヘーゼルナッツ油には加齢によって減少するパルミトオレイン酸が豊富で、これは皮膚の再生に関係する重要な皮脂酸です。

アボカド油とのブレンドはまさにアンチエイジングにぴったりですね。

 

アンチエイジング

 

アボカドで中からも外からも健康で美しく

食べても美容に良いとされるアボカド。

女性でアボカド嫌いという方は多分少ないのでは…と思いますが、もし苦手だったとしても、キャリアオイルならお使いいただけるのでは。

 

天然の美容成分を有効に取り入れ、健康的な美しさを保ちましょう♪

maco

アボカドオイル