神様の睡眠薬〜バレリアン
安眠のための精油はラベンダーだけじゃない
不眠にいいとされる精油の代表的存在「真正ラベンダー」。
精油は睡眠薬ではありませんから、全ての方がぐっすり眠れるようになる…なんてことはありません。
ラベンダーの芳香浴やアロマバス、セルフトリートメントなど…
安眠に良いとされる一通りは試したけれど、どうしても眠れない!
そんな人におすすめなのが「バレリアン」精油です。
神様の睡眠薬
バレリアンは真正ラベンダーほどメジャーな精油ではありませんが、その安眠効果は抜群と言われています。
古代ギリシアでは「神様の睡眠薬」とも呼ばれていたほど。
精神的な昂りを落ち着かせてたり、不安感を取り除くことに長けていると言われ、古くから精神的な症状に対して使われることが多かったようです。
ヨーロッパでは今でもメディカルハーブという位置付けで、サプリメントなどで取り入れられています。
効果効能
では、そんなバレリアンの基本情報。
学名:Valeriana officinalis
科:オミナエシ科
抽出部位:根
抽出方法:水蒸気蒸留法
主な産地:ベルギー、ハンガリー、コルシカ島、朝鮮半島
(当サロンのバレリアンはフランス産です)
主成分はエステル類の酢酸ボルニル。
エステル類には全般、神経バランスを整える作用や鎮静作用があります。
上述の通り、バレリアンは精神的な症状に対して特に用いられてきたように、精神的ストレスからくる痛み…頭痛や腹痛、胃痛などに対して、その症状緩和が期待できそうですね。
独特の香り
ただこのバレリアン、香りが独特なのです。
ヨーロッパでも精油よりサプリメントなどで流通しているのもそのせいだとか。
香りのくせが強すぎて、精油として取り入れにくいのです。
どれだけ有用な芳香成分が含まれていたとしても、嗅いだときにそれを悪臭と感じるようでは、効果も半減ですものね。
わたし個人の香りの印象としては…「ベチバー」に近いと思いました。
土臭い、泥臭い…そんな感じです。
泥臭いと言っても都会のドブ臭さみたいな悪臭ではなく、雨上がりの湿地のようなイメージ。
そしてよく「ムスク様」とも例えられる通り、ちょっと動物性のクセを感じます。
たしかに、苦手な方は苦手かもしれません。
(※一説によると、バレリアンの香りは猫を興奮させる香りとも。
なるほど〜納得です。)
ラベンダーもバレリアンもダメなら…
そんなストレス緩和して誘民作用抜群!のバレリアンですが、
それでもあまり変化がない…
よく眠れない…
そんな方はぜひ一度、当サロンへおいでくださいませ。
温かな手で触れる、一定のリズムを感じるトリートメント。
これらは身体とこころを緩ませ、深い眠りへと誘います。
セルフケアも大事ですが、どれだけ頑張っても変化がなければ…
それは違うやり方を試す時期がきているのかもしれません。
ぜひ、coromanimaniのアロマトリートメントをお試しください♪
maco