好転反応について

わたしは「好転反応」という言葉があまり好きではないので使いません。

これは偏見かもしれませんが…

あまりにも都合よく、本来持っている意味以上に使われすぎている…

またそういうイメージが広まりすぎている気がしています。

身体が良くなる過程で現れる、一時的に症状が悪化したような反応のことを指すことが多いのですが…

 

それって本当にそうなの…?と疑いたくなるような事例が多々あるのが現実。

 

もちろん、良くなる過程で痛みを伴う場合も

時としてあるでしょう。こころも身体も。

 

ですが、必須ではないと思うのです。

「痛みに耐えてこそ効いている」感覚は東洋…とりわけ日本人的な考えなのかもしれませんが…

 

良くなるには、もっと楽でいい。

身体にもこころにも過緊張を与えてしまえばより一層、縮こまってしまう。

北風と太陽における、太陽で良いと思うのです。

 

トリートメント後に感じるだるさ、疲労感は

好転反応ではなく、疲労です。

リラックスへと導く穏やかなタッチングではありますが

肉を動かしていることに変わりありませんから、疲れます。

一気に血流が良くなってしまうことも一因かと思います。

 

ご帰宅後はなるべく普段よりゆったり過ごし

回復に努めていただければ、翌朝はスッキリするはず。

 

痛みなど伴わなくとも良くなれる…

それをお伝えしていければいいなぁと思うのでした。

maco