私がIFAを選んだ理由
アロマセラピストには色々な団体があります
アロマ関連の資格はほとんどが民間資格です。
民間資格ということは、それぞれの団体や企業などが独自に審査基準を設け、認定する資格です。
よって一言でアロマセラピストと言っても様々あり、
私の場合は英国のIFAという団体によって認定されたアロマセラピストなので「英国IFA認定アロマセラピスト」となるわけです。
ではIFAとはどんな団体なのか?ということですが…
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IFA…International Federation of Aromatherapists;国際アロマセラピスト連盟
1985年に設立された、世界的なアロマセラピストの専門団体。
その目的は、知識を発展させ、健康と福祉の保全に努め、アロマセラピーの実践と専門知識の教育、承認された施設にてカリキュラム内容の学習指導とトレーニング指導を行うことです。
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IFAのHP(IFA公式HP)より一部抜粋しました。
IFAの特徴とは
アロマを学ぶと決めた時にアロマに関する様々な協会、団体を調べましたが…
私がIFAに決めた理由は、他に比べてアロマセラピーというものに対して“代替療法”という考え方が強い印象を受けたからです。
芳香浴やサシェや石鹸、ワックスバー作りなど「香りを楽しむ」ことも、立派なアロマセラピーですし大切なことではあります。
ですが、私がやりたかったことは「楽しむ」ことよりも、セラピストとして心や身体に辛い症状を抱えている方の緩和や、さらにはそのようになる前、何かしらの症状が出る前の時点でメンテナンスさせていただく。
そのような、日々をすこやかに過ごすためのサポートをさせていただくことでした。
お相手に対して「お腹が痛いのならこれ」「生理不順ならこれ」…
のように今ある症状に対してそれを緩和するための精油を提案するだけではなく、なぜお腹が痛むのか?なぜ生理不順なのか?その方の生活スタイルなどもお伺いして、根本的な改善を図っていくことに重きを置いて接していきます。
そのような、より包括的なケア…ホリスティックケアという考え方がとても、とてもとてもしっくりきました。
それまでセラピストとして働いてきて、私が目指すセラピストって…
これだ!と思いました。
※これまでの文面で誤解を招くといけないので、念のため記載しますが…
アロマセラピーは医療行為ではありません。
アロマセラピストは“診断”も“治療”も出来ませんし、やりません。
IFAを学べる環境はまだ限られていますが、ありがたいことに名古屋には認定校があり、悩む余地はなかったです。
トラディショナルなトリートメント、その魅力
そして通い始めてからも…
実技の授業を受けた時、そのトリートメント手技にも感動してますます好きになりました。
様々な団体があるということは、それだけトリートメント手技も様々ということ。
私自身、トリートメントを受けにいくことも大好きなので色々受けに行ったりしますが、今まで受けた手技のどれとも似つかない、なんとも言えない心地よさでした。
優しく撫でさするだけでなく、ぐいぐい押し流すのではなく。
そんなに珍妙な技を使うわけでもない。
寄せては返す波のように、手のひら全体でもっちり吸い付くような、包まれるような…
うっとりです。
こればかりは個人個人の好みの問題もありますが、もうとにかく心の底から満たされるとはこのこと!と思いました。
以上、私がIFAを選んだ理由でした。
アロマ協会だけでもたくさんありますが、さらに“セラピー“というカテゴリーにまで範囲を広げるともう山のように存在します。
どこが優れていてどこが劣っていて…ということはありません。
自分は何をやりたいのか、それをするにはどの協会の認定を受ければいいのか、よく調べて選ぶことが大切ですね。
もしアロマセラピストを目指していて、どの協会にしようか迷っている方がいれば…少しでも参考になれば幸いです。
maco