ミツロウとホホバオイルで作るネイルバーム
ミツロウとは
以前に投稿したミツロウキャンドルの記事をご参照ください。
▶︎https://coromanimani.com/archives/587
さて、その栄養価から保湿作用も期待できるミツロウ。
今回はこのミツロウで指先ケアに特化した
「ネイルバーム」を作ります。
用意するもの(45ml分)
ミツロウ 7.5g
植物油(癖のないもの) 37.5g
※今回はホホバオイル使用
精油 お好みで9〜18滴(1〜2%濃度)
耐熱ビーカー、ガラス棒or竹串、容器
作り方
①ミツロウと植物油を耐熱容器にあわせ入れて、湯煎開始。
②ミツロウが完全に溶けたら棒で撹拌。
↑溶け始めるとあっという間に溶けます。
③ビーカーを湯煎からおろし、粗熱が取れたら精油を加えてよく混ぜる。
※あまりに熱いうちに精油を入れると香りが飛んでしまうので注意。
※と言っても、ミツロウは固まるのも早いので手早く。
ビーカーのフチが固まり始めたらすぐ固まってしまいます。
④容器に注いで完成。
↑注いだ後、常温にそのまま放置。片付けているうちに固まります。
使用精油のポイント
今回はささくれや爪の際の角化、
指の腹のアカギレなど、指先ケアを目的としたバームですので
瘢痕形成(傷跡を修復する作用)や抗菌作用が期待できる精油を選びました。
⭐︎ミルラ
傷を癒すといえばミルラ。
カンラン科植物の樹脂から採れる、粘度の高い精油です。
樹脂とは、木肌を切りつけたときにトロリと出てくる液体のこと。
木肌に付けられた傷を塞ぐために出てくるそれから
蒸留して得られる精油はやはり同じように
私たちの傷を癒すと言われています。
クリスマスらしい、どこか厳かな香り。
⭐︎真正ラベンダー
あらゆる作用をもつ、万能バランスタイプの精油ではありますが
やはりラベンダーといえば、
アロマ界には欠かせない、ルネ・モーリスガットフォセさんの
火傷治療のストーリーが代表にあるように、傷や抗菌といえば、なところもあります。
香りのバランスも取ってくれますしね。
⭐︎オレンジスイート
今回、自分用にプラスして友人へのミニギフトとしても作ったので
いい香りだなぁ、アロマって楽しいなぁ、思って欲しくて
分かりやすく、受け入れられやすいトップノートの香りとして
オレンジスイートを配合しました。
ミルラと真正ラベンダーだけでは少し物足りない感じだったので…。
使い方
家事のあとのくつろぎタイム前…おやすみ前…
ハンドクリームとは別に、集中ケアとして指先に擦りこみます。
ミルラ配合のバームは毎冬手作りしていますが、
本当にどの市販クリームより、おすすめできますね。
…
毎冬のアカギレに悩まされている方、
夏のキャンドル作りでミツロウが余っているよという方、
ぜひお試しください♪
maco